こんにちは! 去年の7月から石鹸で髪を洗っているマツナミです。
石鹸シャンプーってご存知ですか? その名の通り石鹸で頭を洗うことです。
そして石鹸シャンプーの後はクエン酸でリンスをします。
美容と健康にお金をかけている方からしたら、「ええ!?」かもしれませんが、マツナミも試して納得、美容と健康って足し算だけではなく、引き算も重要ですよね!
キレイな髪をキープしたい、傷んだ髪をなんとかしたい!と思うと手間とお金をかけたらいいと思いがちになっていませんか?
確かにいつもよりも丁寧なケアは必要だし、使っているシャンプー・コンディショナーも質のいいものに買い換えたらお金もかかります。
でもそれだけで解決はしないんですよね。。。
胃もたれしたときに胃薬を飲んだりするけどそれだけではホントの意味で胃もたれは解消しませんよね。
胃薬で胃もたれを和らげることはできても、胃を休ませたり、食生活を変えたりしないと胃もたれしにくくできません。
石鹸シャンプー・クエン酸リンスは髪と頭皮の汚れを取りすぎない程度に清潔に保ち、髪を「素」の状態にしてくれるイメージです。
軽い気持ちで石鹸シャンプーを始めたマツナミですが、今では基本は石鹸シャンプーで髪がパサついた時や頭皮が臭う時だけシャンプー・コンディショナー・トリートメントを使って自分なりに髪の健康をキープしています。
毎日市販のシャンプー・コンディショナーを使っていた頃より今の方が髪の手触りが良く、痛みも少なく感じます^^
私の周りには石鹸シャンプーをしている人はいないややマイナーな石鹸シャンプー。
この記事では石鹸シャンプー・クエン酸リンス実践者として気づいたことをまとめました。
私が実感した石鹸シャンプーのメリット
実際に石鹸シャンプー・クエン酸リンスをしてみて気づいたメリットはいっぱいあります。
1 髪が「素」の状態になって軽やか
市販のシャンプー・コンディショナーには色んな成分が含まれています。
それらの成分が痛んだりパサついた髪を補修してくれるのですが、毎日使っていたら髪に成分が付着しすぎて髪が重かったと石鹸シャンプーにしてから気づきました。
足りない分を成分で補うのはいいことですが、毎日補ってばかりだと成分が髪に付着するのではなく、既に付着している成分の上に成分が付着するという、成分の上塗りになっていると感じました。
石鹸シャンプーは頭皮と髪の汚れを洗い流すだけで、シャンプーやコンディショナーのように色んな成分は含まれていません。
毎日石鹸シャンプーをしていたら、次第に髪に付着していた成分がとれて髪がスッキリ軽やかになりました。
私の場合、髪にあったシャンプーを選べていなかったと思うので、余計に石鹸シャンプーの「素」の髪が嬉しかった^^
2 髪が「素」なので縮毛矯正や白髪染めがキレイに仕上がる
石鹸シャンプーを始めて1ヵ月くらいたったころに、行きつけの美容院に縮毛矯正に行ったのですが、担当のMさんもビックリ!
いつもよりもキレイに仕上がりました^^
髪が「素」だから縮毛矯正の成分がキレイに満遍なく髪になじんだと思います。
いつもよりサラサラに仕上がって、その手触りも1ヵ月半くらい持続したので、私にとってはとってもキレイな状態を長く保てて感動しました。
歳の割に白髪が多いのがコンプレックスなのですが、時々家で白髪染めをする時も、短時間でキレイに染まるようになりました^^
市販の白髪染めを使っているんですが、今までは20分くらい染まるのにかかったんですが、20分も待っていたら髪が染まるのはいいけど、頭皮にも色がついてしまうのが悩みでした。
でも最近は液をつけて10分くらいで洗い流すけど、髪はちゃんと染まっているし、頭皮には色がついていないので、悩みが一つ減りました^^
3 髪のクセがマシになって髪がまとまるようになった!
私の髪はクセがひどくて、うねるし広がるしで年に1~2回縮毛矯正をしています。
去年の7月は梅雨もあって髪がうねるし広がるしでストレスでしたが、石鹸シャンプーを始めたら不思議なことに髪が落ち着いてまとまるようになりました!(美容師さんもビックリ!)
4 お風呂がスッキリ!
市販のシャンプーもコンディショナーが不要なので、石鹸とクエン酸パウダーがあれば髪も体も洗えてお風呂場がスッキリです。(子供達も石鹸シャンプー)
ちなみに私はクレンジングは使うけど、洗顔も基本的に石鹸なので、我が家のアメニティは少ないです。(あとは夫のシャンプー)
シャンプー・コンディショナーを使っていた頃は、子供用と自分用は別だったのでお風呂場にはボトルはいっぱいだったし、それぞれのストックも用意しないといけなかったけど、子供も一緒に統一したら、お風呂場はスッキリしました。
5 節約にもなる
色々と買いそろえるアメニティを買わなくなって、家計にも貢献してくれるのが石鹸シャンプー^^
石鹸も色々あるけど、現在我が家で使っているのは3つで200円以内の石鹸なので、家計にやさしいです。クエン酸パウダーも1キロ600円くらいで、3~4ヵ月近くもつので、こちらも家計にやさしいですね^^
6 ストックも場所をとらずスッキリ
固形石鹸は小さいし、ちょっとくらいストックが多くても大してかさばりません。
他の洗剤のストックと比べても小さいのでストレスはありません^^
7 どこにでも売っているので買い物もラク
こだわりのシャンプー・コンディショナーだと売っているお店まで行かないといけないけど、私が使っている石鹸は花王の「White」で、ドラッグストアに行かなくてもほとんどのスーパーで帰るので、買い物の時短にもなります。
8 界面活性剤による肌荒れのリスクがなくなった
結婚前に背中ニキビで背中が荒れた時期があったのですが、背中ニキビの原因の一つが「界面活性剤による肌荒れ」でした。
当時の私の髪は背中を覆うくらい長くて、お風呂で体を洗う順番が、
シャンプー→コンディショナーをつける→体を洗う→コンディショナーとボディーソープを同時に洗い流す
でした。
面倒くさがりの私にとっては合理的な順番だったけど、ボディーソープとコンディショナーを同時に洗い流すのがよくなかったですね。(反省)
髪が長くて多いのでコンディショナーをしっかりと流しきれていなかっただろうし、流しきれても髪が直接背中に触れることで背中に成分が付着して肌荒れしました。
背中ニキビを治すために、コンディショナーを洗い流してタオルで髪を巻いて背中に触れないようにしてから、体を洗うようにしたら背中ニキビは治っていきました。
石鹸シャンプーだと体も同じ石鹸で洗っているので、きちんと洗い流すことだけ気をつければ肌荒れの心配がないので気が楽です。
とはいっても時々コンディショナーやトリートメントを使うので、その時は背中に髪が直接触れないようにしています。娘にコンディショナーを使った時は、コンディショナーを使った後に背中を軽く石鹸で洗い直すようにしています。
9 頭皮・頭髪の健康に貢献してくれる!
石鹸シャンプーの一番のメリットは頭皮・頭髪の健康に貢献してくれる点です。
どういうことかというと、市販のシャンプーは界面活性剤が使われていて洗浄力が強いので、頭皮に本来必要な皮脂まで取り除いてしまいます。
ゴッソリ皮脂が取り除かれた毛穴は、必要な皮脂を分泌しようとします。
そこに再びシャンプーで皮脂が洗い流されてしまうと、毛穴はさらに皮脂を分泌しようとします。
この繰り返しによって、皮脂腺が大きくなり、皮脂が過剰分泌されてしまう。
そして髪や頭皮の栄養が皮脂腺に奪われがちになって、十分な栄養が髪自体にまわってこずに髪が細くなったりパサついたりすることになります。
石鹸シャンプーのきっかけになったのが、
『シャンプーをやめると、髪が増える:抜け毛、薄毛、パサつきは”洗いすぎ”が原因だった!』(宇津木 龍一 著)
という本なのですが、髪のアンチエイジングのためには引き算も大切だと気づかせてくれました。
石鹸は界面活性剤ほど洗浄力は強くないので、必要な皮脂を適度に残してくれるようです。
この点の実感は数年たってみないとわからないけど、加齢による髪の細りやボリュームダウンとかの悩みが小さかったらいいな、と思いながら石鹸シアンャンプーをしています^^
私が実感した石鹸シャンプーのデメリット
デメリットはほとんどないのですが、4つ紹介します。
1 相性のいい石鹸でないとキレイに汚れが落ちない
シャンプーでも言えることですが、自分に合った石鹸でないとスッキリと汚れは落ちません。
石鹸シャンプーを始めた頃はいくつかの石鹸を試してみましたが、やっぱり合う、合わないはありました。
合わない石鹸を使い続けていると汚れが蓄積されてかゆくなるので、合う石鹸を使うことは重要です!
私に合っていたのは、花王の「White」とファイテンの固形石鹸でした。
それ以外も探せば合うのはあると思うけど、どこにでも売ってる「White」が私には一番手堅いです。
2 泡立てが手間
シャンプーを使っていた頃は、テキトーに水となじませたらシャンプーは泡立っていたけど、石鹸シャンプーはしっかり泡立てないと泡は保てないし、頭全体を洗うだけの泡を一度に泡立てるのは大変。
最初の頃は泡立てるのに苦労していたけど、今は頭の右側、左側、後頭部と部分ごとに泡立てて洗うようにしたら上手に洗えるようになりました。
3 香りが薄いのでちょっと寂しい
シャンプーのように香料がしっかりと配合されていないので、香りがなくてちょっと寂しい。
私はそんなにこだわらないけど、人によってはこのデメリットはありそうです。
ちなみに石鹸シャンプーで上手に洗えなかった時に、ドラッグストアで1回分のシャンプー・コンディショナーを買って使ったんですが、3日間くらいシャンプーの香りが残りました。
多分髪が「素」なので香料も付着し放題だったのかなと思います。
石鹸シャンプーの無香料状態に慣れると市販のシャンプーの香りが今まで以上に強く感じました。
4 慣れるまで時間がかかる
石鹸シャンプーという新しい習慣に慣れるまでは数週間ほどかかります。
石鹸でキレイに頭皮と髪の汚れを洗い流せるように慣れるにも時間がかかるし、
今までと違った洗髪方法に頭皮と髪自体が慣れるのにも時間がかかります。
私は石鹸シャンプーを始めた頃からほとんど違和感やトラブルなく慣れました。
でも最初の2ヵ月間くらいは、自分に合う石鹸を探したり、上手に洗えずに痒い日があったりしました。
慣れたら違和感なくなったので、石鹸シャンプー・クエン酸リンスを実践するには1ヵ月くらいは継続するつもりでされるのがよさそうです。
石鹸シャンプーの手順
デメリットよりメリットの方が多い石鹸シャンプー。
ちょっと試してみようかな、というあなたのために手順を紹介します。
1 髪をブラッシングしてからしっかりシャワーで予洗いする
洗髪前に髪をブラッシングして、ホコリなど落とせる汚れを落とします。
髪が長いと洗う時の指通りもよくなるので、ちょっと手間だけど軽くブラッシングがオススメ。
シャワーでしっかりと髪と頭皮を濡らします。
そしてちょっと長めにシャワーで予洗いします。
シャワーだけでも汚れを落とすぞ!という気合で予洗いします。
2 石鹸をしっかり泡立てて髪を洗う
しっかり予洗いできたら、石鹸をしっかり、大量に泡立てて髪につけて洗います。
髪につけて、というよりも「頭皮」につけて洗います。
石鹸の洗浄力は適度にあるので、頭皮の余分な皮脂と汚れを石鹸でキャッチしましょう!
髪ももちろんしっかり洗ってくださいね。
石鹸で洗うと髪は酸性になって、キシみがちになるので、力を入れすぎずに優しく洗います。
3 しっかり泡と汚れを洗い流す
最後はしっかりと泡と汚れを洗い流しましょう。
しっかり洗い流さないと髪や頭皮に石鹸の成分が残って髪が重たくなったり指通りが悪くなるので、時間をかけて洗い流します。
石鹸シャンプーのあとはクエン酸リンスでサラサラ髪に!
石鹸シャンプーをすると髪がアルカリ性に傾いて、キューティクルが開くそうです。
キューティクルが開いたままだと、髪の中の水分がそこから逃げてパサつきや髪の痛みの原因になります。
それを防ぐのが「クエン酸リンス」です。
クエン酸の酸性が開いたキューティクルを閉じてくれるので、髪のダメージを防いでサラサラの髪にしてくれます。
クエン酸リンスのしかた
①洗面器(800cc)にクエン酸パウダー(小さじ1強)を入れて、しっかりと溶かす
②石鹸シャンプー後の髪にゆっくりと全体になじむようにゆっくりとリンスをかける
③シャワーですすぐ
これだけです。
髪質や髪の長さ、量によってクエン酸リンスの量や濃度も変わりますが、私の場合は800ccのお湯に小さじ1強です。
最近は髪が伸びてきて2回クエン酸リンスをしています。
クエン酸パウダーと書きましたが、「無水クエン酸」のパウダーです。
「クエン酸」はドラッグストアに売っていますが、大体が掃除用なので体に使うのはちょっと、、、と思ってしまうのですが、アマゾン・楽天だと「食品添加物レベル」の無水クエン酸が買えます。
息子はクエン酸リンスが「酸っぱいからイヤ~」と嫌がるのですが、リンスをなめてるのか?ということの方が私にはショックでした。
食品添加物レベルならなめても安心ですね^^
(むしろヘルシーなくらい)
瓶に入れて浴室に置いています。
娘はスプーンでパウダーをすくって自分たちのリンスを作るのが楽しいみたいです^^
クエン酸リンスのデメリット
手軽で簡単なクエン酸リンスですが、デメリットはあります。
髪のきしみを和らげれても、保湿は別途必要!
クエン酸リンスで開いたキューティクルを閉じることはできます。
キューティクルが閉じていたら髪の内部に閉じ込められた潤いや水分は髪の外側に逃げ出しません。
でももともと髪に潤いや水分が不足している場合、クエン酸リンスはそれらを補ってはくれません。
ということでクエン酸リンスを過信しすぎずに、髪の保湿をしましょう!
といっても髪の状態に合わせてなので気になる時に、で大丈夫です。
私の場合、髪がパサついていると感じたら洗わないトリートメントやトリートメントを使っています。
まとめ
軽い気持ちで始めた石鹸シャンプー・クエン酸リンスですが、私には合っていたようでこれからも使い続けるつもりです。
入園式などの写真に納まる時や、オシャレしたい時、髪がパサついている時、臭う時などには必要に応じてシャンプー・コンディショナー・トリートメントを使うようにしています。
髪が「素」だからこそ、一度使うだけでも成分はしっかり髪に浸透するし効果を感じやすいです。
例えると、石鹸シャンプー・クエン酸リンスは「健康を意識した和食」
市販のシャンプー・コンディショナーは「ちょっと贅沢な外食の洋食」という感じです。
毎日が外食なら胃もたれしそうだけど(味にもなれて有難味が薄くなりそうだけど)、時々なら体も元気になれるような感じですね。
シャンプー・コンディショナーは1~2ヵ月に一度使うくらいなので、ほとんど減らないし、ちょっと高めのものを使いたいなと思います。(現在模索中)
私も40歳が近づいてきてアンチエイジングを意識する年ごろになってきたので、シンプルなケアで髪の健康を維持したいです^^
ご興味があれば、是非お試しあれ~~
いつもと違うケアで意外な発見があるかもしれませんよ!
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