年少(息子)・年中(娘)の3月からピアノ教室に通い始めました。
我が家にはピアノがないので、最初はキーボードで練習をしていました。
でも、、、
当たり前だけど、キーボードとピアノは全然違う!
せっかくピアノに興味を持った子供達にいっぱいピアノを好きになって上手になってほしい!
と思い、電子ピアノとアップライトピアノのどちらを購入するべきか迷った結果、中古のアップライトピアノを購入しました。
予算的にも、ピアノ自体の重量的にもアップライトピアノの方が負担が大きいけど、やっぱり本物のピアノっていいですね^^
私は子供達のピアノの先生も知っている楽器店でピアノを購入したのですが、思った以上に中古のアップライトピアノの音がキレイなこと!
そして値段も50万円以内で状態のいいピアノが数台売られていました。
今日は中古ピアノを選ぶ時に私たちなりに注意した点をまとめました。
ご参考になれば嬉しいです~
注:あくまで私の個人的な経験と感想を中心にまとめています。
目次
ピアノ初心者の子供達のためにアップライトピアノを購入
中古ピアノを選ぶときのチェックポイント
アップライトピアノのサイズを決める
アップライトピアノのサイズは、大きくわけて3種類。
約110㎝、約121㎝、約131㎝、です。
高さが違うと何が変わるかと言うと、弦の長さがかわります。
長い方が音の響きや大きさなどが大きくなるそうです。
私が最初に気に入ったピアノは110㎝とコンパクトでしたが、弦が短いのでピアノの先生には
「121㎝か131㎝は欲しいな~」
と言われました。
131㎝だと我が家には大きくて圧迫感がでるので121㎝にしました。
ピアノの色を考える 黒?木目調?
私は2つの楽器店で中古ピアノを見たのですが、どちらのお店も多いのは黒色のピアノでした。
私の実家にも黒色のアップライトピアノがあったので、勝手にピアノ=黒と思い込んでいたけど、木目調もあるんですね。
でも木目調のピアノはお店にはあまりありませんでした。
というのも、黒色より木目調のピアノの方が同じ型番でも価格が高いらしく、黒色のピアノに比べて流通量が少なかったため、中古ピアノとして入荷する数も少ないからだそうです。
我が家のピアノの置き場所は和室、なので黒色のピアノだと部屋になじまないし、ちょうど音色が気に入ったピアノが木目調だったので我が家になじみそう~^^
私のように木目調希望で探す人もいるので、木目調ピアノは即決が多いらしいです(私が購入したお店の店員さん談)
丁寧に手入れされているか、傷はないか、ワンオーナーのピアノか
中古のピアノを買い取った楽器店である程度 調律や消耗した部品の交換などされていると思いますが、きちんと店員さんにピアノの状態を確認しましょう。
私が購入した楽器店では調律師が店員さんだったので、色々教えてもらえました。
ピアノを買い取る時に、年数は経っているけどあまり弾きこまれていなくて消耗の少ない状態のいいピアノを中古品として販売している方針のお店でした。
音大受験をするくらい弾きこまれたピアノや、そこまででなくても長年にわたって弾きこまれてきたピアノは部品が消耗しているらしく、そういったピアノは海外に販売されているそうです。(中古ピアノとして日本で販売するのには、部品交換の費用が高くつくため)
また、私の購入したお店の中古ピアノは「ワンオーナー」のピアノばかりだったので、それも安心。
ピアノの外見にも目立った傷がないか確認も忘れずに。
音色はどうか
色んな中古ピアノの音色を聞かせてもらいましたが、同じヤマハのピアノでも音色は一つ一つ違います。
ヤマハとカワイでも違うし、海外メーカーのピアノの音色も違います。
どんなピアノの音色が好きか、我が家では実際に弾くのは子供達なので、子供達の耳に聞きやすい音色はどれか、色々考えながら音色を聞きました。
自分で弾いた音と、離れた場所から聞こえる音色も違ったりするので、色んな場所から聞くのも大切。
お気に入りの音色を選びましょう^^
インナーフェルトはあるか
ピアノのハンマーの部分にフェルトが巻かれているのですが、フェルトの内側に「インナーフェルト」が入っているピアノの方が音色がまろやかでキレイでした。
たいていのピアノにはインナーフェルトが入っているらしいですが、海外製やいくつかのピアノにはインナーフェルトがないものもあったので、これは目で見て確認。
日本製で1970年代~1980年代のピアノがいいらしい
楽器店を2つ見たんですが、どちらの店員さんも1970年代~1980年代の日本製のピアノのつくりはいいですよ~、とのことでした。
昔の方が、最近のピアノと比べて材料や木の質がよかったらしいです。
中古品、数十年経過したものより新品の方がよさそう…と思う方もおられるでしょうが、ピアノに関しては新品だからいい、ということではないようです。
響板の状態はいいか、欠損はないか
ピアノの裏側の部分の大きな板が響板といって、ピアノの音を響かせる大切な部分になっています。
この部分にヒビが入っていたり、痛みがあるとせっかくのピアノの音色がキレイに響きません。
店員さんに確認をしてもらったり、試しに弾いてみたり、音色を聞いてみたりしてどの鍵盤の音もキレイに響いているか確認しましょう。
値段は妥当か
ピアノの製品名をネットで検索したら、だいたいの相場がわかります。
相場から判断して値段は納得のいくものか確認しましょう(我が家では夫が検索して納得していました)
お店は複数回るのがいい
一つのお店でよさそうなピアノがあっても、時間が許すなら他のお店も見た方がいいです。
ちょっとでも色んなピアノを見たり、色んな店員さんから説明を聞いたりすることで気に入ったピアノで本当にいいのか納得できるからです。
もちろんそれ以上に気に入ったピアノに出会えたら嬉しいですけどね^^
私の場合は最初に気に入ったピアノが条件的にも音色も気に入っている!という確認ができたので
楽器店をハシゴしてよかったです。
まとめ
中古ピアノは同じヤマハの型番でも、一台一台、状態が違うので音色も異なるし、値段も違います。
中古と言えどピアノはピアノ。
金額も大きいので納得のいくピアノを買いたいですよね。
私たちにそんな大きな決断ができるかな~、なんて不安だったけど、店員さんのアドバイスを聞きながらピアノを選ぶのは楽しかったです。
本物のピアノを購入するって特別なことだと思っていたけど、自分たちで何台か中古ピアノを弾いたり状態を確認したり選んでお気に入りの一台に出会えたのは嬉しかったです。
家にピアノがある
って音楽好きな私たちには存在だけでもウキウキしてきます。
でもせっかくのピアノなので、子供達の上達のためにガンガン弾きこんでいきたいと思います^^
コメントを残す