幼稚園の頃はひらがなが読めて、下手なりに書けたらオッケーでした。
でも小学校に入学したら、正しい書き順でキレイな字を書くことが求められます。
新型コロナウイルスの影響で4月と5月は休校だったので、学校から出された課題を親子で取り組んだんですが、娘に形の整ったひらがなを書かせることの難しさを痛感しました。
娘も頑張って書いてはいるけど、お手本のように書けないので、書いては消し、書いては消し…
大苦戦!
でも休校期間中は親子で時間がいっぱいあったので、娘とじっくりひらがな練習ができました。
休校期間に助けられた~~
小学一年生が最初からキレイな字を書くなんて無理ですよね。
無理だけど、キレイな字を書くためのコツを教えて実践させるようになったら字は変わりました^^
娘も字を書くときのポイントを意識して書いたら上手に書ける!
と自信を持てたので良かったです。
この記事では小学一年生がキレイなひらがなを書くためのポイントを私なりにまとめました。
字のキレイさを追求するなら書道を学ばないといけないけど、ある程度整った字を書けるようになるくらいなら自宅での練習で大丈夫だと思います^^
目次
- 初めてのひらがな キレイに書くためのポイント
- キレイなひらがなの書き方ポイント ①書き順は正しく
- キレイなひらがなの書き方ポイント ②字は大きくはっきりと
- キレイなひらがなの書き方ポイント ③書き始める前に紙の上で鉛筆を止める
- キレイなひらがなの書き方ポイント ④次のポイントまで一気に書く
- キレイなひらがなの書き方ポイント ➄書き終わりは鉛筆を止めてから紙からあげる
- キレイなひらがなの書き方ポイント ⑥とめ・はね・はらいをしっかり覚えさせる
- キレイなひらがなの書き方ポイント ⑦「す」「ま」などの丸い部分は少しずつ止まる
- キレイなひらがなの書き方ポイント ⑧字を書くのにリズムとスピードがあることを理解させる
- キレイなひらがなの書き方ポイント ⑨たてと横の中心線を意識して字の形を研究する
- 小学一年生 ひらがな上手になるためには最初は親のサポートが大切
- キレイなひらがな練習のお助けグッズ3選
初めてのひらがな キレイに書くためのポイント
ポイントの一つ一つは難しいことではありません。
私達が普段字を書くときに無意識に書いていることを、子供に分かるように一つずつ伝えました。
キレイなひらがなの書き方ポイント ①書き順は正しく
これは基本中の基本。
娘が書くのを見ていたら、ポロポロと書き順を間違えていました。
今までは間違いを指摘して字を書くのが嫌いになったらどうしよう…
と遠慮していたけど、今直さないと後々困るのは娘なので、書き順の間違いはその都度指摘しています。
書けた字をチェックするだけでなく、書き順もしっかりチェックすることが大切です。
キレイなひらがなの書き方ポイント ②字は大きくはっきりと
娘は字を小さく書きがちで、年長の息子は大きな字を書きます。
二人の字を見比べると、パッと見ただけで大きな字の方がのびのびしていて上手に見える。
マスいっぱいに広がる字っていうだけで元気な上手な印象なので字は大きく書くほうがそれがけでGOOD!
キレイなひらがなの書き方ポイント ③書き始める前に紙の上で鉛筆を止める
これは重要。
大人は意識しなくても書き出しの時にペンを紙の上で一瞬止めてから書くけど、子供はそんなことわかっていません。
鉛筆が紙に着地した瞬間から字を書きがちだけど、字を書くのにはリズムが大切。
鉛筆を紙の上に着地させたら、ちょっと止めさせましょう。
止めたときに、今からどこに向かって鉛筆を動かすのかを考えてから動かすように伝えましょう。
キレイなひらがなの書き方ポイント ④次のポイントまで一気に書く
鉛筆を紙の上に乗せて止まっている時にどこに鉛筆を向かわせるのかが考えれたら、そこまでは止まらずに鉛筆を動かします。
私は娘に上の写真のように教えています。
●の部分は鉛筆を止めるところ。
次に止まる部分までは途中で止まらないように(迷わないように)鉛筆を動かします。
娘に分かるように止まるポイントを黒丸で印をつけたら止める部分が結構ありますね。
キレイなひらがなの書き方ポイント ➄書き終わりは鉛筆を止めてから紙からあげる
書き始めも止めるんだから、書き終わりも止めるのは大切。
「キレイな字を書くためには一つ一つの動きを落ち着いて大切にするのが大切なんだよ~。
鉛筆を紙に乗せながら動かす、書きながら字の形を考える、書き終わった瞬間に鉛筆を紙から離す、だと忙しすぎて上手に書けないよ~」
と娘に説明しました。
初めて「キレイなひらがな」を目指す子供達には、鉛筆の動きを分解して教えてあげるのがわかりやすいです。
娘は無意識に鉛筆を動かしていたけど、私と練習しながら一筆ずつとまることができるようになりました(私が見てなかったらどうなってるかはわからないけど…)
キレイなひらがなの書き方ポイント ⑥とめ・はね・はらいをしっかり覚えさせる
とめ・はね・はらいもしっかり覚えさせることが大切ですね。
「い」のようにはねる部分は次のポイントに向かってつながっていることも教えました。
「紙にははねる部分は見えないけど、次のポイントまで一気にジャンプしてね!」
「次のポイントまで宙に浮いてる時に軌道からそれないでね!」
とか娘に言うけど、
娘「きどうって…??」
とか語彙力の違いが邪魔をして上手く伝えられないもどかしさもあります。
はらいの部分ははらいの印をつけるようにしています。
「だんだんと鉛筆を紙から離して~~」
とか言っても娘には「??」なので、何回も手を添えて娘に言ってる意味を理解させました。
キレイなひらがなの書き方ポイント ⑦「す」「ま」などの丸い部分は少しずつ止まる
字の一部に丸い部分が出てきたらめちゃ楽しそうに書く娘。
でも一気にクルン、だとホントに丸すぎて…丸さが気になる(字に見えない)
ということで、丸い部分は一気に書かずにちょっとずつ止めるように言いました。
マルを書く前に止まる、
途中で止まる、
回りきったところでも止まる
と、いい感じに角ばってカッコいい字になります^^
(カクカクなのはやりすぎだけど)
「ま」の部分はひし形っぽく教えました。
書く前に止まる、
斜め下までいったら止まる、
ちょっと斜め上に進む、
また斜め上に進む、
みたいにゆっくりとひし形を意識して回らせたらカッコいい字になります。
娘も自分で書いて
「おお~~(感動)」
キレイなひらがなの書き方ポイント ⑧字を書くのにリズムとスピードがあることを理解させる
一文字書くだけでも娘には言うことがいっぱいあって、しゃべりまくりで疲れるけど、ひらがなの練習の度に言い続けていたらちょっとは娘の鉛筆の動かし方が最初の頃よりも落ち着いてきました。
言葉だけではわからない鉛筆の動きは、私が手を添えて繰り返して教えました。
「百聞は一見に如かず」
なので、言葉だけでなく、書き方を見せる、手を添えて感じさせることで、鉛筆の動きって一定ではなく、止まったり勢いよくビューンと伸びたり、小さくジャンプしたり…
色々あることを教えることも大切です。
キレイなひらがなの書き方ポイント ⑨たてと横の中心線を意識して字の形を研究する
小学一年生のひらがなのお手本や練習用のノートにたてと横の中心線が引かれていますよね。
筆順と鉛筆の動かし方に慣れてきたら、中心線を見ながら字の形を真似するといいと思います。
「最初からお手本があるから書けるでしょ?」
っていうのは難易度が高いので、自分なりの落ち着いた字が書けてきたら、お手本を見ながらこの線はもっと長く、とか細かい点を言うのがいいような気がします。
小学一年生 ひらがな上手になるためには最初は親のサポートが大切
ひらがなが自分なりに上手に書けるっていうのは一年生にとっては大きな自信になると思います。
私は休校期間中の数日間、娘のひらがな練習に付き合いました。
結果、娘なりにひらがなを書くポイントをザックリ理解できたし、クルンと丸く書いていた「ま」とかもカッコよく書けるようになって自信を持てたようです。
私は…同じポイントを何回も何回も言い続けて疲れたけど、上手に書けたときの娘のニヤリを見たら私も嬉しくなりました^^
毎日練習に付き合うことはできないけど、時間がある時に1,2文字でも練習するとゆっくり身についていきます。
といっても学校が始まると忙しくてなかなかできないけど…
時間に余裕がある時は子供のニヤリと親子のコミュニケーションのためにひらがな練習もいいですね^^
字を習い始めの頃に一緒に練習することで、子供が字を書くことの苦手意識を持ったり、間違った書き方を覚えずに済むと思います。
親にとっては根気と時間が必要なんですけどね^^;
キレイなひらがな練習のお助けグッズ3選
ひらがなの練習のためのアイテムは色々あるけど、幼稚園時代からあれこれ使ってきて一年生でも役立つアイテムを紹介します。
『4・5・6さい だっこずしのひらがなドリル』
子供達のひらがなドリルを買うこと数冊。
一番おススメなのは、スシローのキャラクターいっぱいのだっこずしのひらがなドリル。
かなり丁寧にひらがなの書くポイントが説明されているんです。
しかも子供がわかりやすい表現で。
キャラもかわいいし^^
でも内容は真面目。
「ふ」なんてどうやって説明しよう…と悩んだけど、スシローの解説の方が子供には理解されそう。
なんといってもいいのが、一文字ずつ「こんな「あ」はいやだ」みたいに、左側にダメな書き方パターンが紹介されています。
子供達がやっちゃいがちな例を先回りしてダメ出ししてるのがGOOD!
例文もネタだったり、かわいい文章だったりでかわいい。
スシロー大好きな息子に買ったけど、しっかりやれば息子もひらがな上手になりそう^^
くもん もじ・かずボード
くもんのもじ・かずボードもおすすめです。
付属のペンの先を水につけてひらがな・カタカナ・数字の練習ができます。
書き順も記されているので、「1、2、3」と書き順を確認しながらお手本の上をなぞれるのがGOOD!
紙製のボードだけど、水をつけすぎなければ乾くのも早いです。
ボードの裏側はたてと横の中心線が書かれていて、お手本をなぞるのではなく、自分で書くようになっています。
カタカナもひらがな同様にお手本の上をなぞるバージョンと自分で書くバージョンがあります。
数字は1から50までなぞれるようになっています。
裏面はフリースペースになっているのでお絵描きが楽しめます^^
ペンは2本あるので、娘と息子で取り合いにならずに助かっています^^
水はつけすぎるとボードが乾くのに時間がかかるし、こぼされるのが心配なので、ペットボトルのキャップにちょっとだけ用意します。
ボードとペンと水で何度でも反復練習できるのがGOOD!
ソニック 卓上クリーナー
ひらがなを鉛筆で書いていると、書き直しを何回もするので消しカスがいっぱい。
我が家は食卓で勉強をしているので、消しカス処理は毎回手間でした。
でも卓上クリーナーだとウィ~~ンとスイッチを動かすだけでキレイに消しカスを吸い取ってくれるんです^^
娘も楽しんで消しカス処理をしてくれるのでかなり便利!
私が子供の頃にもあってほしかったアイテム。
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