春から小学生の娘は毎日笑顔で学校に通っています。
でも帰って来た時は、悲しそうだったり、怒っていたり、笑顔だったり…
学校生活で色んな経験をしてるんだろうな~
放課後は、習い事に行く日もあります。
ピアノやそろばんは対先生なのですが、スイミングは他の生徒さんと関わることも多め。
「〇〇さんが順番を抜かしてきたから注意したけど、抜かされた」
とか、
「僕の方が速く泳げた!やった~勝った~」
とか…
大人だったら受け流せるようなことも、人生経験7年の娘にはなかなかのストレス。
もちろん仲のいいお友達と楽しく過ごせているようですが、楽しいことよりも嫌なことの方が心に残る日も。
帰ってきてから愚痴を聞くことはできるけど、愚痴ってもスッキリできないことを娘は分かっています。
出来ることならスッキリ解決したいよね~。 なかなか難しいけど。
幼稚園の頃は、先生や私、他のお母さんたちの目があったので小さな出来事に気づいて対処しやすかったけど、小学校は親の目が届かないからなぁ~
子供達のことは子供達で解決できるようになってほしいし…
解決できなくてもストレスは小さくしてほしいし、明るく強い心になってほしい。
ということで、娘には2つアドバイスをしました。
①言われて嫌な時は、言い返す(相手に伝える)
②みんな友達はムリ。合わない子とは距離を置く
目次
言われっぱなしではなく、ハッキリと自分の気持ちを伝えた方が気持ちがスッキリする
色んな性格の子供がいるけど、娘は基本的に相手の言葉を受け止めて、言い返さないタイプ。
心の中では嫌だな~と思いながらも、言い返すことで相手を傷つけたくないと思って言われた言葉を持ち帰ってきます。
思ったことをそのまま言葉に出してしまう子からしたら、娘のように言い返さないタイプは理解できないでしょうね。
言い返さないから、娘が傷ついたことにも気づいてないと思う。
娘からしたら、思ったことを素直に言ってしまう子の考えは理解できていません。
「そんなこと言わなくてもいいのに、なんで言うの?」っていう考え。
ちなみに、私は思ったことをそのまま言葉に出す子が悪いと思っていません。それも個性だし、素直な子だと思います^^(もうちょっと大きくなってきたら言う・言わないの判断ができてくると思う)
ということで娘には相手の子が意地悪で言ってないかもしれないよ、と励まします。
それだけだと不十分なので、
「そんなこと言われたら悲しい」
とか
「そんなこと言われると、嫌な気持ちになる」
とか、
究極は、
「心の中で何を思おうと自由だけど、私の前では言わないで」
って、傷つくようなことを言われた時に相手に伝えるようにアドバイスしました^^
「なんでそんなこと言ううの!?」みたいに強く言い返すと、相手とケンカになりそうだけど、自分の気持ちを素直に相手に伝えるのは娘にもできそう。
何回か愚痴を聞く→娘の気持ちを伝えるようにアドバイスをしたら、最近は娘も時々相手に言えるようになってきました^^
昨日はスイミングで男の子に、
「やった~ (娘)ちゃんよりも速く泳げた~~」
って言われたらしいけど、娘は
「そんなこと言われたら悲しい。そんな風に言わないで」
って言えたらしい^^ 上出来!
とっさに反応するのって大人でも難しい時があるけど、パッと自分の気持ちを出せたら心に溜めこまずに心がスッキリしますね。
私はとっさに言い返すことができずに後からモヤって引きずるタイプなので、娘には同じようになってほしくないという願望も込めて今からとっさに反応できるスキルを持ってほしいな~。
小さな子供達の世界なので、色んな子達がいるから遠慮せずに、相手を傷つけない程度に自分の気持ちを伝えれる子になってくれたらいいなぁ。
ちなみに、スイミングの男のことは基本的に仲がいいので、娘もその子に悪意がないことはわかっています。
そして娘が言い返している時にはキョロキョロしていて娘の話を聞いていなかったそう^^;
娘も私も「しかたないなぁ~」って思えるのは、聞いてなかったかもしれないけど、一応自分の気持ちをその場で発せたから。
また同じことがあるかもしれないけど、その時も同じように言えますように!
「ぶりっ子」とか意地悪を言われても言い返したら言われなくなった(成功体験)
スイミングが一緒の小学2年生の女の子は時々娘に「ぶりっ子」って言っていたらしい。
娘は「ぶりっ子」の意味が分からないけど、その子の雰囲気や言い方から意地悪なことを言われてるって感じていました。他にも練習中に娘だけにキツい口調のことがあったらしい。
優等生キャラの娘をぶりっ子と感じるのは、その子の感覚なのでそれをどうこう言うつもりはないけど、直接本人に言わなくてもいいんじゃない?
その子が原因で頑張ってるスイミングに行きづらくなるのは避けたいし、かといって私が出ていくのはちょっと…
「ぶりっ子ってどういう意味」
「なんでそんなこと言うの?」
「また意地悪言われたらどうしよう」
などなど、娘は気にしていました。
娘には言われて嫌なことはハッキリと言い返すように伝えました。
私「言い返す練習しよう! どうやって言い返す?」
①「ぶりっ子?なんでそんなこと言うの?」
②「私がぶりっ子なら、あなたは意地悪ね!」
③「心の中で何を思っても自由だけど、私は聞いたら悲しいから、そんなこと言わないで」
娘はうーん、①かな?
と言っていました。
次の練習の時に、その子は娘の前で、別の子に、
「(娘)ちゃんはコーチに怒られてたね」
って言ったらしい。
怒られてるんじゃなくて、指導を受けてただけなんだけどね(私は観覧席で見ていた)
娘はその時、
「なんでそんなこと言うん?心の中で思うことは自由だけど、私にそんなこと言わんといて」
って言えたらしい^^
その子からしたら、言い返されてビックリしたかも。
その次の時は娘と別の子の会話を横で聞きながら、
「そんな話せんでもいいやん」
って言ってきたらしく、娘は、
「私は〇〇ちゃんと話してるの」
と言えたらしい^^
娘なりに頑張って言い返しただろうけど、その場で言い返せてるので帰りの車の中では愚痴ることなくスッキリした感じでした。
その後しばらくはその子と会話がなかったらしいけど、ちょっとずつ楽しく会話ができるようになったようです^^
その子も娘がハッキリと言うのを見て「ぶりっ子」ではないって思い直したかも?
ハッキリ言い返すことで娘は傷つかずに、心はたくましくなれたし、相手の子も自分が言ってることの反応がわかって気が付くことがあったかな、と思います^^
ハッキリ言うことで、お互いの関係がリセットされたので本当によかった。
この経験で娘はちょっと強くなれました^^
みんな仲良しは無理!お友達との距離感を使い分ける
幼稚園とか小学校とかって、みんな仲良し!みたいな雰囲気ですよね。
先生の立場からしたら、「合わない子とは距離をとりなさい」なんて指導はできませんもんね^^; (私は幼稚園の頃から言ってました)
だってみんな仲良し、なんて無理難題だと思いませんか?
少なくとも私には無理難題です。
一人ずつ性格が違うし、相性もそれぞれあるから。考え方も違うし。
みんなと仲良くしなければならない、
みんなと仲良くできない自分が悪い、
っていう風に娘が自分を責めることがないように、娘には苦手な子、合わない子、一緒にいても楽しくないことは距離を取るように言っています。
その方がトラブルもないし、ストレスもありませんもんね^^
席が隣になって物理的に距離が近くても、頑張って仲良くならなくてもいいよ!
貴重な休み時間は、仲良しのお友達と会話を楽しめばいいよ!
表面的に穏やかに過ごしていくスキルは絶対に必要だから、今から練習していってね^^
人間関係で悩まないように自分の心を守ることも大切な成長
幼稚園までとは違って小学校は子供達の世界。
よほど困った時は親の出番だけど、基本的には自分で解決できるようになるのも成長ですね。
周りに遠慮しすぎず、言いすぎず…
人間関係は難しくて気疲れする部分もあるけど、そんな部分にできるだけ上手に対処しながら楽しい人間関係を広げていってほしいです。
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