8月の中旬に海鮮BBQを食べに兵庫県たつの市にある「道の駅みつ」に行ってきました。
そこで期間限定で「めだかすくい」をしました。
一回すくうのに400円で子供達二人分だと800円。
持って帰っても持って帰らなくても800円。
。。。
今まで屋台の金魚すくいをした時は理性で踏みとどまって持って帰らなかったけど、今回はメダカちゃんの誘惑に負けました。
色んな色のメダカが気持ちよさそうに泳ぐのを見るだけで癒される~
っていうかメダカってこんなに可愛かったの?
同じ800円なら持って帰って飼ってみよう!
この記事では私がメダカの飼育のために買ったアイテムをまとめました。
メダカ初心者さんの参考になれば嬉しいです^^
目次
初心者のメダカ飼育 必要なもの① メダカの数(+α)に見合った水槽
めだかすいくいのお兄さんは、メダカ飼育に必要なものは
①水槽
②餌
③水草
と言っていました。
「冬場でも外で飼うなら水槽は発泡スチロールの容器がいいよ~。あと水草は多めにね!」
とシンプルなアドバイスを元に、ホームセンターで容器を購入。
シンプルなプラスチックの飼育ケースにしました。(クワガタとかもOKなケース)
発泡スチロールのメダカ用の水槽もあったけど、この時点ではメダカを屋外で飼うつもりはなかったので買いませんでした。
ガラスの水槽だと水を入れるとめちゃ重くなるし、もしも地震が来たら…と思うと怖かったのでプラスチックの飼育ケースが無難そう^^
ということで無難に飼育ケースで飼おうと思ったんですが、一つ重大な問題が…
もらったメダカ
55匹
だったんです!!(スプーンですくいながら数えたのでほぼ間違いない)
ネットやホームセンターの店員さんが口をそろえて言ってたのが、
メダカ一匹につき水一リットル必要
ってことは、ぎりぎりまで入れても10リットル程度しか入らないプラスチックの飼育ケースで55匹は…
結局、
アマゾンで
容量が60ℓのトロ船を購入~
トロ船っていうのは、大工さんがコンクリートを作るのに使ったり、釣ってきた魚とか野菜を洗ったりするのにも使える、巨大な四角いたらいのようなもの。
ネットでメダカ飼育を調べていたら「トロ船」でメダカを飼っている人も多そうでした。
メダカを飼うだけではなく、植物や石でオシャレにてる写真もいっぱいあったけど、初心者の私には難易度が高そう。
普通にメダカが飼えたらいいや。
ちなみに私が屋外飼育を嫌がったのは、猫やカラス、虫など自分が苦手な敵たちを戦うリスクがアップしそうだったから。
でも55匹のメダカちゃんにとっては広々と、日当たりのいい屋外の方がよさそう^^
買った当初は「ちょっと大きかったな…」と思ったけど、この大きさで十分!
メダカが卵を産んだら増えるからね^^
「大は小をかねる」なので、繁殖行動を見越して余裕があるのなら気持ち大きめの容器を用意するのがよさそうです。
トロ船で水槽ができるまでの2日間、飼育ケースと100均の浅めの容器に分けて飼育しました。
白色の容器だとメダカの動きもよくわかるし、これはこれでGOOD!
「メダカ専用」のケースにこだわらなくても、100均の洗面器やたらいでもメダカの飼育数さえ合えばよさそう^^
臨時で用意した容器は浅かったので、同じサイズのザルをフタ代わりにかぶせました。
初心者のメダカ飼育 必要なもの ②水草
水草はメダカの隠れ家になったり、光合成をして酸素を水中に放出したり、メダカが卵を産み付けたりと役割が色々。
マストアイテムです。
ホームセンターでメダカ用の水草を購入。
3種類ほどがちょっとずつ入っています。
60ℓのトロ船で飼育するのでこの水草だけでは足りないので、実家の母に水草を分けてもらいました(実家もメダカを飼っています)
水草を買う時に注意しないといけない点は大きく2つ
①農薬が使われていないか
②貝など想定外の生物や卵がついていないか
農薬が残っていたらメダカにダメージがあるので、当然ですが「無農薬」のものを選びましょう。
それと水草を買う時に貝や生物の卵などがついてきて、そのまま水槽に入れると想定外に繁殖してメダカに影響があっても怖いので、水草は水槽に入れる前に洗った方がいいです。
楽天やアマゾンで「水草その前に…」という水草についている貝などを落とせる水草消毒液が売っているので、そういうのを使うのが良さそう。
という私は…
ホームセンターで買った水草はそのまま投入しました(当時は貝のこととか知らなかったので)
投入後に、水草経由で貝とか入ってくるパターンを知りました。
そしてたまたま実家に行った時に母が水草を分けてくれたので、その水草を水槽に投入。
案の定、水草に小さな貝がついていてちょこちょこ水槽の中で動いています。
でも実家の水槽にもいた貝だしいっか…(大繁殖してメダカに影響あるなら取り除く予定)
初心者のメダカ飼育 必要なもの ③水
メダカにとって水は空気のようなもの。
超・重要!
水道水に含まれる塩素はメダカには悪影響なので、塩素(カルキ)を抜いた水を使用します。
ホームセンターでカルキ抜きの液が売ってたけど、私は購入しませんでした。
というのも、時間がかかるけど1日~2日ほどバケツに汲み置きしたらカルキは抜けるそうなので。
私は汲み置きの水を使うようにしています。
家の修理に来てくれた大工さんは1000匹近くメダカを飼っているらしく、「キッチンの浄水器の水でもいけるよ~」とのことだったので、60ℓのトロ船には浄水器の水を入れました。(最初のプラスチックケースには1日半汲み置きした水を使用)
今でも週に1~2回の水交換や足し水で使うのは浄水器で浄水した水です。
洗面器に浄水を入れて3~4時間経ってから水槽に入れるようにしています。
今のところこれでトラブルはないので、個人的にはカルキ抜きの液はなくてもいけそう。
初心者のメダカ飼育 必要なもの④ バクテリア
カルキの抜けた水というだけではメダカにとっては安心・安全な水ではありません。
水の中にバクテリアがいないとメダカの排泄物が分解されずに有毒なまま水中にとどまり続けます。そしてメダカが弱ったり死ぬ原因になります。
そうならないために必要なのがバクテリア。
メダカの排泄物から出るアンモニアや亜硝酸などを分解したり、食べ残しを浄化したりとメダカにとって居心地のいい水にしてくれます。
ちなみに新しく水槽を作った場合、カルキ抜きの水にはバクテリアはほとんどいないので、水槽立ち上げ時に入れるバクテリアを購入するのがよさそう。
私はバクテリアのことを知らないままカルキ抜きしてしばらくした水にメダカを投入してしまったので、最初の2週間ほどはメダカにとって辛い環境だったと思います。毎日のように☆になるメダカがいました…(大反省)
☆になったメダカを見るのが怖くてネットで原因を探した結果、水槽の水にバクテリアがほとんどいない状態で水質が悪いことに気づき、バクテリアの液を使い始めました。
水を水槽に足す時にこのバクテリア液を適量入れるようにしています。
量が多すぎるとバクテリアが死んで水面の表面に油膜ができたりするので控えめに使い続けています。
飼育3週間を過ぎてからはバクテリア液を入れた翌日に限って油膜ができているので、使うのをやめようかな…
(バクテリアが水中にある程度定着できてる気がするので)
絶対に使い続けないといけない物ではないので、様子を見てやめてもよさそう。
でも水槽を作った初期にはバクテリア対策は必須、と未だに反省。
メダカ初心者さん、初期のバクテリア対策はマストですよ!
初心者のメダカ飼育 必要なもの ➄砂利・ソイル
バクテリアが水の中で定着するためには、砂利やソイルと呼ばれる底床が必要です。
砂利の凸凹した表面にバクテリアが定着しやすいらしく、水質維持のためにも最初から使っています。
一番最初に使ったのは、メダカ用の砂利です。
これはこれで良かったと思うけど、私にとっては使用前に汚れがなくなるまで水洗いをするのが大変でした。
20分くらいお米を研ぐようにひたすら水洗いしたんですが、しんどかった~
ということで、60ℓ用のトロ船には水洗い不要のソイルを購入しました。
4キロ分でほぼ底が見えなくなるくらいの量でした。
キッチンの浄水器で浄水した水を入れました。
トロ船もソイルも黒なのでこれだけだと味気ないけど、メダカと水草を入れるので大丈夫です。
初心者のメダカ飼育 必要なもの ⑥エサ
エサも当然ながら必要です。
ネットで調べてたら、ミジンコとかグリーンウォーターとか(初心者にとっては)マニアックなものもあったけど、シンプルに「メダカ用のエサ」でいいでしょう!
一日2回ちょっとずつしかエサをあげないので、この一袋で数カ月はもちそう。
ちなみにエサはたくさんあげすぎると残ったエサが水質の悪化の原因になるので、3分で食べきれる量がいいそうです。
食べる姿が可愛くて、ついつい多めにあげたくなるけど、我慢我慢…
ちなみに、メダカの飼育開始から3週間以上経ってから気づいたんですが、エサを選ぶ時はメダカの口に入りやすいサイズのものを選びましょう。
「なにを当たり前な…」
と思うかもしれないけど、一概にメダカのエサと言ってもエサの大きさは色々。
9月前半に奇跡的にメダカの稚魚を一匹見つけて、稚魚用のエサを購入しました。
稚魚用のエサを試しに他のメダカにも与えてみたら、いつものエサ以上の食いつきで、残ることなくキレイに食べきりました!!(しかも3分もかからずに)
それで初めて気づいたんですけど、私が飼ってるメダカ、1㎝ちょっとの小さめも結構いるんですよね~
ひょっとして普通のエサだと食べにくかった?
飼育開始から毎日のように☆になっていったメダカはどれも小さいものばかりだったので、ひょっとして餓死…!?(原因は水質だけではなかった?)
と今更ながらに気づきました。
メダカ初心者にとっては、メダカのエサと言うだけではどれがいいのかわからないので、エサを買う時は
メダカの大きさを確認しましょう!
メダカが小さかったら稚魚用のエサでいいと思います。
メダカがそれなりにいるのに、エサが残ってる…という時はメダカにとって食べにくいせいで、食べたいのに食べれずに残ってる場合もあります。
エサをあげてみて、どのメダカも(特に小さいメダカが)上手に食べれてるかを見ましょう!
ということで、最近は稚魚用のエサと成魚用のエサの両方をあげています。
初心者のメダカ飼育 必要なもの ⑦大きめのスポイト
ミニマリストを目指しているのでメダカの飼育グッズもできるだけ最小限にしたいと思っているけど、大きめのスポイトはマルチに役立ってくれています。
・☆になったメダカを取り出す
・稚魚を優しく吸い上げる
・砂利の掃除
・水換え
などなど、出番は色々。
砂利の掃除だと、砂利の掃除用の大きめのポンプが売られているけど、今のところ私はこのスポイトで砂利の掃除も水替えもしています。
砂利の表面を少しかき混ぜで浮いた汚れを吸ったり、砂利の深くまでスポイトの先をさしてゆっくりと水を吸い上げたら糞や底にたまった汚れを含んだ黒い水を吸い出すことができます。
一回で吸い上げれる量は30mlなので時間はかかるけど、あまりキレイに砂利の掃除をし過ぎるとバクテリアまで吸い出す原因になるので、ほどほどに掃除ができているつもり。
のんびりメダカの観察も兼ねて水替えをしています。
☆になったメダカを吸い上げるのは悲しくなるけど、これもスポイトに頼っています。
ちなみに普通のメダカはすばしっこいので、スポイトでは捕まえられません。
生後数日の3~4ミリの稚魚は吸い上げれました。
想定外の稚魚との遭遇だったけど、小さな体を弱らせることなく移動させれました^^
初心者のメダカ飼育 必要なもの ⑧愛・好奇心・探求心
メダカも命ある生き物。
せっかく縁あって同じ屋根の下で暮らすことになったので、家族として愛情をいっぱい注ぎましょう^^
愛情だけではメダカは育たないし、トラブルにも対応できないので、わからないことはネットや身近にメダカを飼っている人のアドバイスを参考にしたり。
メダカの様子を日々観察するのも大切なことですね^^
まとめ
あの日あの時「めだかすくい」に子供達が興味を持たなかったらメダカを飼っていなかったと思う。
だってホントにメダカの飼い方もメダカの習性も知りませんから!
そしてピチピチした感覚が怖くて触れない。
でも縁があって飼い始めた以上、大切にしたいし便利な世の中なのでネットで調べたら情報がいっぱいあるので初心者なりにメダカ飼育ができそうです^^
毎日が初めてだらけなので最初の頃はメダカを死なせないか不安でいっぱいだったけど、3週間を過ぎた頃から死ぬメダカはいなくなって、私も不安から解放されて楽しくなってきました^^
メダカちゃんが気持ちよさそうに泳いでいるのを見るとメチャ癒されます。
55匹いたメダカも小さなメダカがポツポツ☆になって今では30匹弱…
あの時こうしてたら…という反省点も交えて初心者の私がメダカ初心者に向けてメダカ飼育に必要なものを紹介しました。
ちょっとでもご参考になれば幸いです^^
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