ミナミヌマエビが飛び出すのはなぜ? 水槽の環境以外にも原因を発見しました(推測)

メダカ飼育を初めて約2年。

ミナミヌマエビはメダカと相性がいいと知り、ミナミヌマエビも飼っています。


60ℓ水槽にワチャワチャと暮らすメダカとミナミヌマエビ。やや密なのですが、メダカもエビも元気に過ごしています。

冬の間は少しでも過ごしやすいように南側に水槽を移動させていたけど、夏に近づくにつれ暑くなってきたので、玄関先に移動させました。(5月末)

過ごしやすい環境になったと安心していたのですが、最近の悩みは…


ミナミヌマエビがね~


睡蓮の葉っぱの上に乗り上げる事故が多発しているんです。

エビだからビックリした時とかに飛び跳ねることもあると思うけど、飛んだ先が睡蓮の葉の上だとエビは自力では水に戻るのが難しい。

写真のエビは元気だからか飛び跳ねた後が濡れています。

飛び出しエビを見つけた時は、葉っぱを沈めてミナミヌマエビが自力で水中に戻るのを待ちます。ちょっと落ち着いたら水中に戻っていくエビがほとんどですが…

私の発見が遅れて☆になったエビもいます。

1、2匹くらいならたまたまと思ってたけど、最近は毎日のように乗り上げ事故が起こっています。

「ミナミヌマエビ 飛び出す」

「ミナミヌマエビ 脱走」

などで原因を調べたのですが、調べたことに加えて私なりの「ミナミヌマエビ 飛び出す 理由」をご紹介します。

ミナミヌマエビ 飛び出す理由①(水槽の環境)

ミナミヌマエビが飛び出す理由として、

・水質の悪化

・水温が高すぎる

・酸欠状態

・ビックリした

・水槽のふちに水面が近い

などなど、水槽の環境が原因となるようです。

環境が辛くなってきたり、ビックリした拍子に飛び跳ねて水槽の外に飛び出してしまうことがあるのですね。

飛び出すミナミヌマエビがいる場合、数匹続く場合は水槽の環境をまず確認したらよさそう。

ミナミヌマエビ 飛び出す理由②(推測)

水槽環境に問題がなさそうなら、ミナミヌマエビの飛び出し事故は続かないだろうけど、それでも続く場合は別の原因があるハズ。

飛び出し事故3日目くらいの朝に気がついたんですが、ミナミヌマエビが飛び出す原因は、

・ミナミヌマエビが老いている

・他のエビに追いかけられて逃げるために飛び跳ねる

だと思います。

葉っぱの上に乗り上げたミナミヌマエビを見つけたら、葉っぱを水に沈めてミナミヌマエビが水中に戻れるようにしているんですが、その日のミナミヌマエビは弱っていて、脱力したまま水中に落ちていきました。

あぁ~ 発見が遅かったかな(涙)

と思いながら、様子を見ていたら、

2匹ほどのエビが近づいて行って、パッと飛びかかったんですよね…

カワイイと思っていたミナミヌマエビの動物的な一面を見てしまいました。

飛びかかった後は、睡蓮の鉢の陰で見えなかったんですが、どうなったかは想像できます。(よね?)

老いたミナミヌマエビは若いミナミヌマエビに襲われる?


この日のミナミヌマエビは葉っぱを沈めてしばらくしたら水中に戻っていきました。

が、


水中に戻った数秒後に別の葉っぱで発見!

黄色の矢印がさっきのミナミヌマエビです。(多分)

葉の端付近に3匹別のミナミヌマエビがいますよね。

なんか追い詰めてる感じしませんか?


この後ミナミヌマエビが飛び跳ねて再び葉の上に…

2匹のミナミヌマエビは方向を変えて水中へ。

なんか狙ってるように見えませんか?

狙ってる方は、飛び跳ねた方よりやや小さめ。

別の日も水中に戻った瞬間に別のミナミヌマエビに追いかけらる様子を見たことがあったので、年老いて弱ったミナミヌマエビはヤングに狙われる傾向にあることに気づきました。

人間でいう加齢臭的な何かがミナミヌマエビからも出ているのか?

老いたエビに対してヤングな強気な感じが小さいけど伝わってきます。

老いたミナミヌマエビってどんな感じ? 観察してみた

「老いたミナミヌマエビ」(勝手に老人扱いしてるかもだけど)

っていうのは、

・体調が2~3㎝

・動きがゆっくりであまり動かない

・水替えしている時に近くにスポイトがあっても反応が小さめ

という印象。

ヤングに追いかけられる様子を見たら、そのまま水中に戻すのが可哀そうになってきて保護しました。

厳しい自然の摂理なのかもしれないけど、できることなら平和な老後を過ごしてほしい。

老いたミナミヌマエビの飛び出しを防ぐために


ミナミヌマエビの飛び出しを発見して、大きめのミナミヌマエビなら引っ越しをさせています。

別の60ℓのトロ船水槽があるのですが、こちらの水槽に引っ越しさせて環境を変えています。


プラカップにミナミヌマエビを入れて、ウォーターポピーの株の上にミナミヌマエビを放すところです。

こちらの水槽にもメダカとミナミヌマエビがいるのですが、こちらの方がミナミヌマエビはじっとしていて落ち着いてる感じ。


メダカたちは元気いっぱいプラカップに侵入してきます。

新メンバー(飛び出しエビ)を歓迎してくれてるのかな?^^

ということで、飛び出しエビを発見した時に、2センチ以上の大きさだったら別水槽に移しています。

最初は15匹くらいだったミナミヌマエビが、今では数えきれないほど繁殖しているので、同じタイミングで年老いたミナミヌマエビがいるんだと思います。

ミナミヌマエビの寿命は1~2年?と短いようなので、これからも飛び出し事故は続きそう。

私にできることは、

・小まめにチェック

・別水槽への引っ越し

かな。

睡蓮の葉がなければ飛び跳ねても水中に戻れるので、思い切って睡蓮を撤去したら飛び出し事故防止になるだろうけど、水槽の環境に貢献してくれてるであろう睡蓮の撤去は考えられない。ゴメンね、飛び出しエビちゃん。

ミナミヌマエビの飛び出しの原因 まとめ

水槽環境に原因がなければ、たまたまビックリした拍子に飛び出しただけかも?

でも飛び出したエビが大きめの場合は、若いミナミヌマエビに追いかけられて逃げているという可能性もあるかも?

大きいからって強いわけではなさそうです。

ちょっと小さめの方が足はシャカシャカとよく動くし、エビなりに若々しく見えます。


次の日も飛び出しエビを保護しました。

やっぱり2㎝はある大き目サイズ。

このエビも別の水槽にお引越ししました。なんか引っ越し先の水槽が老後施設のような気がしてきますが、飛び出し事故が続くうちは引っ越しさせてるつもりです。

たまたま水槽が2つ以上あるので引っ越しをさせれるのですが、引っ越しできる別の水槽がないのなら、それは仕方がないこと。

そうやって累代(世代をつないでいくこと)していくのでしょうから…

見慣れたと思っていたメダカ・ミナミヌマエビ水槽ですが、新しい発見があると楽しいもんですね^^

平和なように見えて水槽内でドラマが生まれていることを実感した出来事でした。

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