我が家の子供たちは冬休みにサンタさんにもらったカルタにハマって最近ではカルタをしない日はないくらいです。
カルタを始めた頃、年中(5歳)の娘はひらがなはほとんど読めるようになって、いくつかは書けるようになってきました。
年少(4歳)の息子はそんな娘を横目で見ながらひらがなの存在を知って興味を持ち始めたくらいでした。
そんな状態で娘とカルタでほぼ毎日対戦するようになったので、最初の頃は負けっぱなしで悔しい気持ちが強かった息子ですが、カルタを通して色んな面での成長が見れるようになりました^^
ということで、今日はカルタを通して出来るようになったこと、私のメリットなどご紹介します。
目次
年中・年少の子供達がカルタを通してできるようになったこと
ひらがなに楽しく触れ合える
「ひらがなのお勉強しよ~」とか言うと、娘は寝たふりとかして興味がないアピールをしていました。
できるだけお勉強モードは出さずに楽しく興味がある時に一緒に読んだりする程度だったのですが、カルタだと楽しくひらがなに触れられるのがGOOD!
息子もひらがなのお勉強をしている、という感覚なしに楽しくひらがなを目にできています。
我が家の教育方針は、とりあえず小学校に入学するまではお勉強系に関しては自主的に覚えたり身に着いたりするくらいにして強制して机に向かわせるとかはしないのですが、本音では周りの子達に後れを取らないようにお勉強もしてほしいと内心では思っています。
カルタだと自主的に喜んでしてくれるので、ありがたいです^^
ゆっくりだけどひらがなを覚えられる
カルタを始めた頃の息子はひらがなをほとんど覚えていなかったので、ひたすら絵を頼りにカルタを取っていました。でも3週間くらい経つとぼんやりとひらがなを覚えてきました^^
「は」の時に「ほ」のカードを取ったりするのですが、それは絵だけを頼りにするのではなく自分なりに字の形を意識できているんだと思い嬉しいです。
間違った時には、「は」と「ほ」を見比べて「似てるけど違うね~」と言うと息子も真剣な目で見比べています。
毎日同じカルタだと絵で覚えてしまうので、いくつかカルタを買い足しながら毎日違うカルタをするのですが、息子は初めてするカルタでもある程度の枚数を取ることができているので少しづつひらがなを覚えてきています。
ひらがなを意識することが増えた
今までは自分で絵本を読みたがらなかった娘ですが、自分で絵本を読もうとしたり、お店でもひらがなで書いている文章を読んでみたりと、ひらがなをアウトプットする機会が増えました。
今までは「ひらがながあるな」くらいの認識だったけど、今では「なんて書いてあるんだろう」と思うようになってきて、ひらがなを使いこなそうとしています。
息子も、さっき「き」があった!と言ったりすることが増えたので、色んな所でひらがなに気づくことが増えてきました。
数を数えられるようになる
1~10までは間違えずに数えられるけど、それ以上になるとあやふやになっていた子供達。
カルタを全部取り終えた後に何枚取れたかを数えるようにしたら、数字を数えるのが上手になりました。
毎日繰り返し息子は20近くまで、娘は30くらいまでの数字を繰り返し数えています。
数字の数え方も練習しないといけないけど、まさかカルタを通して数字の練習もできるとは、一石二鳥!
ルールを守れるようになる
カルタをしていると二人同時にカルタをとることがありますよね。
そんな時は「手が下にある人の勝ち」というルールも子供達は守れるようになりました。
最初は勝ちたい気持ちが強すぎてルールを無視していた息子も、今ではルールを守って遊べています。
勝ちたい気持ちもあるけど、守らないといけないルールがあるということを理解できたのは嬉しい!
これから成長するにつれて、勝ち負けを意識する機会が増えるけど、ルールを守ることを学ぶいい機会になっています。
でもあまり細かくルールを決めると堅苦しく楽しくなくなるので、今のところ我が家のルールでは、
手が下の人が勝ち
2枚同時にカルタをおさえない
身を乗り出しすぎて相手の視界の邪魔をしない
の3つくらいにしています。
もっと成長したら間違ったカードを取った時は一回お休みとかしても面白そうだけど、それはまだまだ先になりそう。
負ける悔しさに向き合う経験ができる
普段の遊びの中でも途中から勝ち負けを意識して喜んだり悔しがったりするけど、カルタも子供達にとっては「勝負」なので息子は最初の頃は娘に負けて悔しがってばかりでした。
一生懸命に頑張るからこそ負けると悔しいのですが、そんな悔しい気持ちも経験できるいい機会いなります^^
3日連続で負けた時に、息子はすっごく泣いて悔しがって、布団の中でも泣いて…
まさかカルタでこんなことになるなんてとビックリしたことがありました。
人生経験のすくない4歳児には「負ける」経験が少ないからこそ、「負ける」ってどういうことなのか分からなかったと思います。
息子はカルタに負けることで自分の全てが負けた~くらいの勢いで泣いていたのですが、そんな息子を励ましながら息子の心も成長できたと思います^^
私 「年上のお姉ちゃんのほうがひらがなをいっぱい覚えているから負けるのは当たり前。ただどんな負け方をするのかが大切。い~~っぱい取られて負けるのか、頑張っていっぱい取ったけど負けるのか、どっちがいい?」
息子 「頑張っていっぱい取ったけど負けた方」
私 「せやな! いっぱい取られて負けるより、いっぱい取ったけど負けた方が嬉しいやんな!」
息子 「うん! いっぱい取りたい!」
私 「今はお姉ちゃんに負けてるけど、息子君がひらがなを全部覚えたら勝てるようにもなるから、頑張って覚えてね! カルタはひらがなのカードを早く取ったら勝ちやから、全部覚えたらお姉ちゃんくらい強くなれるよ!」
息子 「うん!」
私 「明日も明後日もカルタをするから、勝てるまでカルタをしたらいいからね!」
悔しい気持ちもあるし、頑張ってるから負けたくない!っていう素直な気持ちは見ていると頼もしくて嬉しいけど、これから成長するにつれて負けることもあるので、そんな時にどんな風に自分の気持ちを立て直すのか…
カルタでは心の成長も考えさせられるいい機会になりました^^
もし園でカルタをしていて、悔しくて泣いたとしても私には息子の気持ちがはっきりと理解できなかったと思うので、家でこの壁にぶつかってくれてよかったです。
生まれて初めての「真剣に悔しがる」という大切な成長の機会を家で経験出来て、一緒に気持ちの整理ができたことはホントによかった^^
カルタでは負けても、走るのが早かったり、力が強かったり、ハサミが上手に使えたり、と息子の得意なことはいっぱい。
悔しくて泣いている時には、出来ていることをたくさん繰り返し伝えて、自信を回復させました^^
そんな悔しすぎる夜を乗り越えて以来、カルタで負けても泣くほど悔しがったりはせず、昨日よりもいっぱい取れた!と昨日よりも上手になっている自分に喜んでいるので良かったです^^
もちろん私も息子の喜びを一緒に喜んで褒めたりしています。
自信の積み重ねが大切ですもんね! いっぱい褒めて肯定して心を強くしましょう^^
好きな遊びが増えた
カルタを知って以来、娘は一人でもカルタをするようになりました。
娘が幼稚園から帰宅するのは3時頃で、こども園に通う息子は4時過ぎに帰宅なんですが、娘は息子がいなくても一人でカルタを広げて自分で読んで、自分で取って…
着々と戦闘力を高めています^^
カルタの文章って短いけど面白くて、文章を読みながら絵をじっくり見るとさらに面白いようで、娘は一人でするカルタも大好きです。
寒い冬の時期は特に家で過ごす時間が長いけど、退屈することも少なく家で過ごせているのはカルタのお陰です。
ちなみに子供達の一番のお気に入りのカルタはこれ。
「こびとずかん」のカルタ。絵がシュールで、文章もマニアックなのが面白いらしい^^
絵も個性的なので、取ったカルタを眺めてはニヤけています。
カルタが好きすぎる子供達の母としてのメリット
カルタ愛が強すぎる我が子供達ですが、スミマセン、そんな気持ちを人質に育児をしています。
いい子にしないとカルタなし!
何度も同じことで注意をしても言うことをきかない時は、
「いい子にしないとカルタなし!」
というということを聞いてくれます^^
といって毎日しょっちゅう言ってたら効果がなくなりそうなので、時々使う強力なフレーズです^^
9時までにトイレ・歯磨き・パジャマを着てカルタを並べてないとカルタなし!
とことんカルタを人質に取っていますが…
カルタを落ち着いてするのは私の家事がひと段落してからになってしまうので、夜にカルタをすることが多いんですが、カルタをしてから寝る準備だと時間がかかるので、あとは寝るだけの状態でカルタをしています。
寝る準備も時間を区切らないとダラダラしてしまうので、9時の時計のオルゴールがなった時に寝る準備を完了させてカルタを並べること、と言ったら子供達はチャキチャキと動いてくれます^^
自分達で時計を意識して動けるのも成長したな~と思います。
早くして~~と急かす必要がないのでストレスフリー^^
私も9時までに一通りの家事を終わらせるように動けます。
子供達のカルタ愛がいつまでも冷めませんように!
まとめ カルタで得るものはひらがなだけではない!
ということで軽い気持ちでやり始めたカルタがまさか子供達にこんなにも喜ばれるとは思っていませんでした。
そして楽しくひらがなのお勉強にも役立ちつつ、それ以外の子供達の成長にも大いに貢献してくれるカルタ、オススメです^^
そんな子供達のカルタ愛を人質にしている私ですが、できるだけカルタ愛を持続させるためにも気になるカルタを見つけては買うようにしている今日この頃です。
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