去年の4月にこども園(保育園)に行き始めた息子ですが、行き始めの2ヵ月ほどは激しく泣いたり抵抗したりで毎朝送り届けるだけで消耗していましたが、だんだんとこども園の環境に慣れて笑顔で登園できるようになりました。
でも今月(2月)に入ってからだんだんと元気がなくなり、行くには行ってくれるけど笑顔を見せることが少なくなりました。
今日は息子の入園以来、久しぶりに起こった行き渋りのことです。
目次
こども園を行き渋るようになった頃の様子
少し長めの冬休み明けでも、週末明けの月曜日でも今までは笑顔で保育園の玄関で「行ってきます」ができていたのですが、今週の月曜日は「ママも教室まで一緒に来て~」としつこく言う息子。
息子の後に娘を幼稚園に送らないといけないので、玄関で息子と別れれたらラクだけど、なんか息子の険しい表情が気になって教室まで送りました。
お迎えに行ったらいつも通りの笑顔だったので安心したのですが、寝る前の布団の中で息子は園での嫌なことを話始めました。
娘は2階で夫と寝ており、私と息子は1階で寝ているのですが、寝る前が親子二人きりで一番リラックスできる時間です。
一番リラックスして心を開ける時間に息子の話を聞けたお陰で園に行きたくない理由がわかりました。
園に行きたくない理由は2つ
園に行きたくない理由は大きく2つありました。
①お友達がパンチをしてくる、先生に怒られても次の日にはまたしてくる
②生活発表会の劇の練習がめちゃくちゃ緊張する
そのお友達のことは入園当初から時々話をしていて、たまにパンチをされることを聞いていました。先生に怒られていることも知っていたけど、今まではこんなことがあったよ、くらいの話し方なので気にしていませんでした。
生活発表会の練習で「めっっっちゃ」緊張する、というのは初耳でした。
息子の園は各行事に力を入れていて、すごいな~といつも感心するのですが、生活発表会も先生も気合十分で頑張られているのでしょう。
園ではいい子キャラの息子はそんな先生の気迫を感じてプレッシャーになっているのかな?と思ったので、
「間違ってもいいんだよ」
と言ったところ、
「先生も間違ってもいいよ、っていうねん。でも緊張するねん」
と言う息子。
「大丈夫! 先生も間違ってもいいっていうなら間違っていいから!」
という、息子の気持ちを軽く出来ないままこの日は就寝。
息子なりに私に言うまでに我慢して頑張ってきたことはとてもわかりました。
多分一番の原因は生活発表会での緊張、かな。
楽しいはずの園生活なのに、緊張しながらの練習時間が毎日ある、という居心地の悪さに加えてお友達からのパンチが続いたことでストレスが大きくなったのかな…
息子の希望で、息子の言い分を先生に伝えた
翌日の朝も教室まで一緒に行きました。
カバンをおろしても私から離れない息子を見て先生が来てくださいました。
息子に、「嫌なことを先生に言って」
と言われたので、息子の目の前で先生に息子が感じていることを言いました。
息子の目の前で言うことで、ママは息子の味方であることを伝えられる
先生と私だけで話をする場合は、言葉をオブラートに包んだり、要約して伝えることがあるけど、今回は息子の目の前。
きっと息子は「ママが自分の気持ちを代弁してくれるかな」という期待と不安があるので、息子の言葉をそのまま先生に伝えました。
「息子がね、昨日寝る前に、園で〇〇君にパンチされるのが嫌だって言ってたんです。あと生活発表会の練習が緊張するって言ってるんです。私は間違ってもいいよ、って言ったら、先生も間違ってもいいよって言うけど、それでも緊張するねん、って言うんです…」
と言ったら、先生にも伝わりました^^
先生「息子くん、練習でも声も大きいし頑張ってるんですよ。でも、そっか~緊張するのか~」
朝で慌ただしかったこともあり、先生には最低限伝えることだけ伝え、息子は先生に自分の気持ちが伝わったからか泣かずに教室に入ってくれました。
先生からの対応
お迎えに行った時に、先生と少しお話ができました。
最近席替えがあって、パンチのお友達と席が隣同士になっていたのが息子としては嫌だったらしく席替えをしてくれたそうです(斜め前)
生活発表会の練習では大きな声で頑張って練習しているけど、そこまで緊張していることに気づかなかったので、もう少し気を配ります、とのことでした。
私の率直な気持ち
担任は二人いるのですが、息子はどちらの先生のことも大好きで、帰り道でも毎日のように先生好き、と言っていました。
私も先生とは息子のことで連絡ノートでマメにやり取りをしていて、先生方が頑張っておられることも心をこめて保育をしてくださっていることも分かっています。
息子と先生、先生と私の間の信頼関係はしっかりできていると思っているので、今回の先生の対応で十分ありがたいと思います。
でも息子にとって、発表会の練習が辛い、というのも想像ができます。
初めての発表会を目の前に、「緊張」を知った息子。
これも立派な成長ではないか!!
別に上手にできなくていいから、息子には是非ともこの壁を乗り越えてもらいたい!
「達成感」は苦労の末にたどり着くものだからね!^^
悩みを打ち明けたことでスッキリできた息子
先生に言った次の日から息子は再び玄関で「行ってきます」ができるようになりました。
先生が席を変えてくださったこと、自分の不安が先生・私にも理解されたことで心が軽くなったと思われます^^
それでもやっぱり、「今日もパンチされてん」とか言っていたので、
「パンチされたら怒ったらいいよ!おっきい声で痛いやんか!って言ったれ!でも一緒になってパンチはしたらダメよ」
と言っておきました。家の中では娘をたたいて泣かせる息子も、外ではたたかれる方という…
社会性があってヨロシイ!
これから色んなお友達と付き合っていくためにも、どうやって自分で解決できるか子供なりに考え、経験していかないといけませんね。
翌朝も、「パンチしてきたら怒ったらいいからね」と言ったら、
息子「でも怒ったら悲しくなっちゃうから、優しく言うわ」
私「優しく言うでいいね。パンチは痛いからしないように約束したら?」
息子「そうする~~」
ということで、パンチの悩みも息子なりに対応方法が見つかって一応は解決!
保育園への行き渋り|親の私にできること・すべきこと
保育園児・幼稚園児は自分の気持ちや悩みを言葉で表現することがまだまだ下手なので、親としてはできるだけ早くに子供の異変に気づけるのが理想ですね。
・いつもなら怒られても泣かないのに、泣いてしまう
・ちょっとの失敗を大きな失敗かのようにとらえる
・園に行くときの表情が暗い
などなど…
ママ歴5年目なので、昔よりもちょっとは子供のこういった時の対応に慣れてきたの私が心がけていることがあります。
子供の悩みに気づけたら、ママが解決する!という姿勢を子供に見せること、です。
・ママが先生に相談する
・いつも以上に子供に対して気遣いを見せる
・先生とどんなことを話したのか子供に報告する
・ただ「頑張れ」というだけではなくて「自分なりに頑張れたらママは嬉しい」ことを伝える
などなど、ママは子供の悩みを一緒に共有しているよ!という姿を見たらうちの子達は安心しています。
そして子供がスッキリするまで、子供からこの件は終わりというサインがでるまでは私は悩みに付き合うようにしています。
場合によっては子供の笑顔が見られるまでに時間がかかることもあるけど、親の私からは「このことはもう終わりね」と言ってしまったら、子供の気持ちは行き場を失うので…
意地悪された時とか、「それならママが代わりに怒ってあげるわ!」といったら、子供達は「そんなことせんといて~」って言いだして、その後はスッキリしています^^ (ホントに怒ってとか言われたらどうしよう、と内心は思っています)
園生活に親がくっついて行けないけど、せめて心の中には「ママは自分の味方」という拠り所があれば多少の壁なら子供達は乗り越えてくれるかな、と思います^^
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