幼稚園で苦手なお友達とどう関わる?お友達のいいところを一緒に探そう

こんにちは マツナミです。

子供達が幼稚園(娘)・こども園(息子)に通い始めてもうすぐ一年が経とうとしています。

特にトラブルもなく順調な園生活なのですが、最近は娘のお友達関係にちょっと嬉しいことがありました^^

やや気の合わないAちゃんと娘

娘のクラスメートにAちゃんがいるのですが、入園当初からAちゃんはうちのムスメのことが大好きで一緒に遊ぼうとしたり、お手紙を書いたりしてくれていました。

私にとっては微笑ましいことなのですが、娘はAちゃんよりも他のお友達と気が合うので、Bちゃんと遊ぶことの方が多かったです。

ポンBちゃんと意気投合しすぎて(それはそれで嬉しいけど)、Aちゃんも二人と一緒に遊びたいのに仲間に入り切れずにいるのが気になっていました。

それでもグイグイと娘と遊ぼうとするAちゃん。

それを嫌がる娘…

一人ひとり性格が違うから小さな子供といえど気が合うお友達、気の合わないお友達がいるのは当然です。

大人ならその場を和やかに一緒に過ごす、みたいな社交辞令的なお付き合いもできるけど、幼稚園児にはそんなことはムリ!

むしろ幼稚園児が社交辞令的にその場を和やかに過ごしているのを見るとある意味怖いですよね…

それはわかっているけど、最近はあまりにもAちゃんを毛嫌いしてるように感じていました。

帰る前の園庭の遊び時間での二人のすれ違い

娘の幼稚園では、ほぼ毎日「さようなら」をした後に30分ほど園庭で自由に遊べます。

最近ブランコがお気に入りの娘は思いっきりブランコに乗りたいので、さようならの挨拶と共にブランコめがけて猛ダッシュ。

私は娘を押すために娘についていきました。

娘がブランコに乗り始めたときに、Aちゃんもブランコにやってきました。

園庭にはブランコは一つしかないので、Aちゃんは娘が乗り終わるのを待っていたのですが、

Aちゃん「ブランコ押してあげるよ~。10数えたらおしまいね~^^」

と言って、娘のブランコを押し始めました。

私としては、Aちゃんってしっかりしてるし、お友達のために押してあげれていい子^^

と微笑ましいのですが、娘は私に強く押してもらいたかったので、押してもらいながらも

「Aちゃんやめて~ ママに押してもらいたいの!」

と抵抗。Aちゃんは

「大丈夫だよ~。わたしが押してあげるから~」

と笑顔で押しました。

そうこうするうちに、他のお友達もブランコに並び始めて娘のブランコの番は終了~。

テンションが下がった娘は、その日は最後まで園庭遊びを楽しめず…

私は面倒見のいいAちゃんがブランコを押してくれたことは優しいなと思ったけど、

娘は自分の思うようにブランコに乗れなかった、Aちゃんはなんで「ママに押してもらいたい」っていうわたしの言うことを聞いてくれなかったの?

というような言葉で表現しきれない気持ちもよくわかりました。

家に帰って私が娘に言ったこと

家に帰ってきても、娘は不機嫌なまま…

もっと小さかった頃は、

「じゃあ明日は今日の分もブランコしようね^^」

と言ったら気持ちを切り替えれたけど、年中ともなるともうちょっと深く話をしないと納得ができないみたい…

なんて言ったら娘は納得するのか、気持ちを切り替えられるのか…

と思いながらも、Aちゃんの行動を褒めることにしました。

「ママはAちゃんはすごいと思うよ~。本当はAちゃんも思いっきりブランコに乗りたかったかもしれないのに押してあげるなんてスゴイことよ。

自分が乗っておしまいじゃなくて、お友達のブランコを押してあげられるなんてスゴイと思わない?

ママはAちゃんってお友達にとっても優しい子だと思うな~。

っていうか、あんなに押してもらってるのに娘ちゃんはAちゃんや他のお友達がブランコ乗る時押してあげてる?」

娘「ううん 押してない」

私 「押してないんか~い。今度から押してもらって終わり、じゃなくて押してあげてね!」

娘「うん」

という会話をしたのですが、次の日から娘とAちゃんの関係が変わったのです!

ブランコを押しあえるようになったAちゃんと娘

次の日の園庭遊びの時も、娘はブランコに猛ダッシュ。

私も昨日の娘の無念を晴らすため娘を押し始めました。

するとAちゃんとBちゃんが走ってきました。

「昨日の展開が繰り返されるのか!?」

と思ったけど、娘は「ミミちゃんやめて!」と嫌がることもなく、笑顔でブランコに乗っていました。

そして!笑顔でAちゃんがブランコに乗ったら押し始めたのです!!

いつもBちゃんがいたら、ぴったりとBちゃんと二人の世界に入ってしまうけどこの日は三人で楽しんでいました^^

娘の心の変化を推察してみた

昨日の私との会話で、娘はブランコを押してくれるAちゃんの気持ちを自分なりに考えれたんだと思います。

そしてAちゃんの優しさに気づけたようです^^

娘にとってはブランコに乗るのは楽しいけど、押すことに楽しみを感じない、でもAちゃんは押すことができるなんて優しいんだわ、Aちゃんありがとう、私もお礼に押すね!というように感じたのかな…

今回のことで私も気づいたことがある

ブランコで遊んだ後、帰ってきてからも「Aちゃんにお手紙を書くね」と言ってお手紙を書き始めた娘。

今までAちゃんからお手紙をもらっても、なかなかお手紙を書こうとしなかった娘。(Bちゃんにはお手紙をよく書いていた)

Aちゃんに対して心を開ききっていなかった娘から、

「Aちゃんにお手紙を書く」

と自発的に言うのを聞いた私はすっごく嬉しかったです^^

人間同士なので気が合う合わないはあるし、仲良くしないといけない決まりもないけど、一人でも仲のいいお友達がいる方が嬉しいですよね。

昨日の私との会話で娘は、Aちゃんの立場に立ってAちゃんの気持ちを考えることができた。

Aちゃんの優しい気持ちを嬉しく思った。

私もAちゃんと仲良くなりたい!お友達が喜んでくれるようなことがしたい!

と理想的な気持ちの変化が起こったと思われます。

この娘の変化を見て、私はこれからも娘が苦手な人や苦手なことに出会った時には、娘が気づいていない、いい部分を大きく取り上げて説明してみようと思います。

もし昨日私が娘の気持ちを受け入れるだけで終わっていたらこんな嬉しい変化はなかっただろうと思うと、昨日の自分GOOD JOB!

誰にでも、何にでもいい部分があることに気づいてもらい、それで娘の心に変化が起きるのならまさに理想的。

5歳の娘には一人で多角的に人や物事を見ることはできないので、娘の気づいていない違った角度から苦手な人や物事に向き合えるように手助けするのは親の役目、と気づきました^^

ちょっとしたことがきっかけで子供達の気持ちは変化するのでできることならいい方向に親としては向かうように応援したいな、と思います^^

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